御客さんは自分を磨く磨き砂

投稿日:2015年8月21日 更新日:

40数年前の演歌歌手の三波春夫さんが舞台で「御客さんは神様」と連呼していた記憶がある。
お客さんを持ち上げて迎合しているようでこの言葉に違和感を感じていた。

ある雑誌を見ていると、
世界一の小売業のウォールマートの理念は「お客さんが常に正しい」である。
お客さんとの向き合い方は中途半端でなく真剣みを感じた。

さらに読み進めると経営には二つの壁をクリアすることだと明確にしてる。
1.お気に入りを追求する(わがまま)お客様
2.強力なライバル
と定義づけてるのである。

だからこそ、お客さんに役に立つコンセプトを、
「よりよい品質サービスをより早く安く提供する」とはっきり決めてる。

もう一つ感心したことがある。
徹底してお客さんに向き合うからこそ「無駄をするとコストが上がり、お客様に申し訳ない」
コストをかけた責任は自分であるにと反省だけにとどまらず、
お客さんに申し訳ないと具体的なお客さんに向き合った言葉となってる。

さらに各店舗の天上には「満足させて見せます」垂れ幕が張ってある。
はっきり働く人の目指す働き方の意志が表明されている。

「5S、改善、コスト削減」に取り組んでる中で、
「満足させて見せます」と宣言できる取り組みに進化するには、
経営すると働く意味の二つの必要充分条件がいる。

1.経営は従業員の満足であり「物心両面の幸福」実現だ。三方良しだ。
2.働く相手は「お客さん」だ。
働く意味は自分の仕事のスキル、人間としての人間力を上げる結果「満足させて見せます」となる。

日本人は奥ゆかしい性質で、できもしないことを宣言しない。
「はったり」と思われる風土があるからだ。

仏教の言葉で「自利利他」という言葉があります。
自らを高めることで他人のためになるし、
他人のためになることは自分のスキルや心が高まることにつながる。

私流に「御客さんは自分を磨いてくれる磨き砂」と言うほうがしっくりくる。

皆さんはお客さんに磨かれていますか?

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