まじめとまとも

投稿日:2015年3月23日 更新日:

ジェームス・アレンは「人生なんてとても単純だ」という。

「私達は心の中で考えたとおりの人間になる」
「環境は思いから生まれるものである」
「きれいなおもいは、きれいな習慣を作り出す」
「あなたは、あなたが夢見た人間になるでしょう。
あなたの理想はあなたの未来を予言するものにほかなりません」

         (原因と結果の法則より)

先日ある会議で「まじめでなく、まともに仕事してほしい」と言ってると発言があった。
意味が理解できなかったので「まじめ」と「まとも」の違いについて聞いてみた。

まじめ=120%で仕事して成果を70%しか出せない人
一生懸命やろうとする熱意は素晴らしいが、自分の思い込みであったり、
相手の立場や、時間帯や、周りのことにたいして深く観察し考えるのでなく、我武者羅に行動する。
休みもなくやり続けるので体調を壊し、愚痴が出て他人を批判したり、
自分を責めすぎたり他人にも同じことさせる。
(日本人に多いタイプ)

不まじめ=自分のできる精一杯やらず70%ぐらい力で仕事し、手抜きをしたり、
屁理屈で言い抜けする横着者で、独善的な嫌われ者の偽悪者を演じる。
楽するほうがいいと考える利己主義で自己中心的であり、まじめな人の熱意まで馬鹿にする。
(要領のいい人いますね)

まとも=100%の力で仕事して、120%の成果を上げる人を「まとも」というそうだ。
「まじめな人」はやり過ぎてダウンして山坂あるんですが、
「まともな人」は継続的に仕事をコンスタントにこなす。
実は20%成果が多いのは何でカバーするかというと、「智慧」と「利他行」だ。
智慧の出し方は「的中」で的を射た方法考え行動する。
モノでも人間でも相手を自分がうまく納得いくようにであるが、
時が大事と易経の「時中」のもかなうことだと力説する。
仕事なら自分の仕事を達成する利己的な考えでなく、
営業ならお客さんがどのように考えてるか?
内勤なら仕事をする他部署(相手)がどうしたら喜ぶか考える利他行発想だというのである。

だから、「まじめ」でもダメ「不まじめ」でもダメで、
「まとも」に仕事してほしいというのだと説明され、実に腑に落ちた次第だ。

この話を聞いて、私は一般的日本人で「まじめ」に仕事するほうだと思った。
両親は「うそつくな」「他人に迷惑かけるな」と口癖のように言ってたから、
「まじめ」に仕事しなければと出発点の「思い」を間違えていたことに気づかされた。
実に堅苦しく自分を縛っていた気がする。

仏典にも、
「過去に思い描いたこと知りたければ、今の姿を見ればいい(思い通り)
将来の姿を知りたければ、今現在の思いを紙に書けばよい。」とある。

ジェームズ・アレンと同じこと言ってますね。
限られた人生プラス発想で、「三方良し」のものさしを使って、
物心両面の幸福創り出す行動すると、「思い」を新たにした次第だ。

皆さんは「まじめ派」「まとも派」どちらでしょうか?

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