どうしたら会社良くなりますか?

投稿日:2015年2月20日 更新日:

コンサルタントで日本に住む宗さんは講演を依頼されたとき、
反応が諸外国や中国人、日本人は違うと語る。
外国人や中国人だったら質問のすべてが個人としての発言だ。
たとえば「成功の秘訣は?」
「失敗の法則があれば教えてください」といった内容だ。

日本人はまず質問しない。
質問したとしたら「どうすれば良い会社になる?」
「どうしたら良い国家になる?」といったように、
自分のいる共同体のあり方の質問をする。

第一義は自分の立っている集団や社会のことを考え、
それを良くする結果自分も良くなると無意識に考えているようだ。

ところが最近の個性教育や人権教育は個人を一番に考えることが、
相手も大切にすることだと教える。

家族より個人、会社より個人、国家より個人で大事なことだ
福沢諭吉の独立自尊の精神を持ち出すまでもないが、
自己責任と覚悟を持って自由闊達に生きることは実に素晴らしいと察する。

戦後の民主主義教育を受けた私たちは「世間体」ばかり気にしていた両親を見て、
「世間は保証人になってくれない」家族だと反発したものだ。
今は家族も遺産相続でもめる時代だが、
弁護士さんによると大半は長男に任せるが多いそうだ。

自分の意志で決め覚悟することは素晴らしいが、
人間は一人で生きれるならそれで良い。
しかし助け合って、支えあって生きていて、
自分の内からの意志だけでは、わがままや独善になりはしないか疑問だ。

役者は芸に詳しい観客に育てられるという。
歌舞伎では合の手が入る。
「成駒屋!!」などと掛け声が入る。
大見得を切る見せ場でのタイミング良くである。

「他人から課せられてる自分」を意識すると、それが世間体だ。
幼いころ、今のようにファーストフードははやってなかったときは、
お菓子を買って食べて歩くと叱られた。
電車などで大声で話、他の人に迷惑になる行動をすることも叱られる。

「恥ずかしい」とおもいなさいといわれてきたから、無意識に反応する。
無意識の反応が謙虚や奥ゆかしさであったが、
今は発言しないことで無責任な態度を選択する自己主張にすりかえられてるように感じる。

欧米流の個人主義は宗教に支えられた義務もある。
日本はその義務を誰が教えるのだろうか?

神も仏もキリスト教も受け入れる日本人は、
世間体が他人に対する義務を教えていたのではないかと察する。

ちなみに国民の三大義務には、
1.勤労の義務
2.納税の義務
3.子供に教育を受ける義務
三大権利は、
1.生存権
2.教育を受ける権利
3.参政権
である。
どうしたら会社がよくなりますか?
どうしたら国がよくなりますか?
こんな風に考えられる文化であることは確かだ。
宗さんの話を聞いて自分の無意識の行動がそこにあったと逆に気づかされた。

皆さんはどんな質問されますか?

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