テレビの推理ドラマで殺人者に刑事が説得する場面があった。
殺人者は部下を階段から突き落とした。
その理由は苦労して開拓した得意先が細かい注文が多く断ると部下が言ったとき、
開拓の苦労がわかってもらえず、『カッ』ときて突き落とし殺すことになった。
その現場にはガラスの鏡があった。
これがヒントで逮捕となったが、
刑事のセリフが現実のわれわれにも共感する核心に触れてるので紹介する。
「人間の頭の中には理想的自分がいる。
鏡を見ると現実の自分が写る。
その時、
現実の自分に眼をそむけ見ないようにする。
現実の自分を理想の自分へするために努力する。
そのどちらも答えではない。
現実のありのままの自分を受け入れ、
自分にしかできないことを一生懸命に努力することが生きることだ。」
人間が理想を持つことは素晴らしいが、
理想から自分を責めだめ人間にしたり、理想で他人を攻撃することで自己正当化する。
不完全なできない自分を受け入れることで謙虚さを学び、他人の良さが見えてくる。
努力は自分の強みを生かすことだ。
そして他人の良さを探すこと。
遺伝子は利己心だから、
一度思い浮かんだことはいつも自分の都合の良いことだ。
その利己心の『思い』を一度飲み込んで、
虚心にありのままの現実を受け入れ、
自分の強みと他人のよさが見える自然体でありたい。
皆さんはありのままの自分受け入れてますか?