健康に二つあり

投稿日:2014年4月1日 更新日:

健康といえば身体の健康だけを言うのではない。
健康とは健体康心と書き、身体と心両方を言うのだ。

西郷隆盛は「手抄言志録」と佐藤一斉の言志録を抜粋してる中にある。

『人は皆身の安否を問うことを知れども、しかも心の安否を問うことを知らず。
 宜しく自ら問うべし。「能く(よく)暗室を欺か(あざむか)ざるか否か。
 能く衾影(きんえい)に愧(は)じざるか否か。能く安穏快楽を得るか否か。」
 と。時時是く(かく)如くすれば心便ち(すなわち)放れず。』

意味=人は皆その人の身体に異常があるかどうか聞くことは知ってるけれども、
   その人の心が健全で正しく働いているかどうかを聞き、確かめることを知らない。
   よく自分の心に聞いてみるが良い。
   暗室の中で人に見えないところでも、自分の良心に欺くことをしないか、
   一人寝る時、自分の夜具に恥じないかどうか、自分の心が安らかで穏やかかどうか、
   愉快で楽しんでるかどうか。
時々このように反省するようにすれば、心は決して良心を欺いて、放縦になることはない。

心の中は自分しかわからないが、言動はだれでも見ることができ、
それを通じてその人の心の中を知ることができる。
「うそつき」とか「言行不一致」とか「責任逃れ」をする心の中がみえる。
すると人は「信」を失い、絆が結べなくなるものだ。
だから実践をみてもらい、わかってもらう以外ない。

自らの心身の健康を作り出すのも自らだ。
さすがに西郷隆盛はすごい人物だと感服する。

みなさんは健康のチェック心身されてますか?

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