水車の理論(二宮尊徳)

投稿日:2014年1月14日 更新日:

二宮尊徳さんの報徳の精神は日本人のものの考え方や見方になじむ。
1.自然と戦わないで共存共栄の道を探す。自然に寄り添う考え方をする。
2.だからこそ利己心をベースに考え対立する『怒り』のエネルギーでなく、
  利他心の『愛』のエネルギーで『報恩』恩返しの行動を一番にする。

水車は理論は『半分従い、半分逆らう』原理である。
水車=自分
川=他人、子供、家族(自分以外の対象)

水車は川が流れてることではじめて回る。
言いかえると水車は最初は自分以外からエネルギーを貰ってる。
だから、人間は『徳』を持ってるんだという。
『徳』=苦しいことも辛いことも楽しいこともすべてを与えられている。
だから、一番目は川の流れに従うのである。
   1.知ること(素朴に観察する)
   2.よく見ること(川の流れはエネルギーと見る、本質をつかむ)
   3.受けいれる(覚悟する)川のエネルギーを受け入れ自分のものに転換する。
次は半分逆らう。
いい換えると貰った素材を自分で加工して、人に与えるモノにする。
   1.対策をする
   2.工夫する
   3.実践、行動する(声をだすとか、仕組み作る、実際的に動く、働く)
たとえば青森に台風が来てほとんどのリンゴが落ち大損害になっていたときに、
ある人は『残った『落ちないリンゴ』を受験シーズンに向け、
「試験に合格する祈願のリンゴに『落ちないリンゴ』とネーミング替えをした。」工夫である。
結果は飛ぶように売れた。

二宮尊徳は米作りも『苦労が無く、しんどくない米作りはない』と言い切ってる。
だからといって、『いつかの幸せのために、今を犠牲にする生き方はしてはいけない』という。
見返りを求める生き方だから否定する。(ギブ&テイク) 

幸せとは目的ではなく、動機なのだと言うのだ。
幸せだからがんばろう。
ワクワクどきどきすること=幸せだ。
何か決まったものや形を幸せと言うのではないという。

行動のさなかに得る『ワクワクどきどき感』が幸せだから、
行動の最中にあると言うのである。

あるカレンダー会社が、アンケートを入れて送ったら、
   1.こんな工夫してほしい
   2.ありがとう毎年
こんな感想が返ってきた。

実は仕事はカレンダーを作ることではなく、
カレンダーを作らせて貰らわせてること(恩返し)をしてるのだと気づいたのである。
ギブ&テイクの見返りを求める行動ではなく、
テイク&ギブの恩返しが仕事だと言うのである。

だから報徳である。
徳に報いるのが仕事だと考え、
『愛』から始まるからこそ発展、進化し繁栄するのである。
これは利他行である。

二宮尊徳は『道徳なき経済は罪悪、経済なき道徳はたわごと』といってる。
半分従い、半分逆らい、自然と人間、他人と自分が一つになって、
モノを生み出すと考える行動主義者であると同時に現実主義者である。

私はこの言葉にいつも励まされ、
まだまだ自分がこのバランスを心得た行動ができてない歯がゆさを感じる。

みなさんは水車の理論いかが感じますか?

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