「自他不二」をどう表現するか?

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私の好きな言葉で仕事部屋の額に飾っている。
この意味はどういうことかよく聞かれるので、
山頭火の言葉を引用する。
何事においても分別し相対的に見るのが一般的だ。
それではだめだと教えるのが禅だ。
自分を中心に外を見る。これは相対化する。(分別知)
自分を中心にうちの自分の心を見る。意志が働き絶対化する。(分別知)
外の主体を中心に自分が乗り移る。自分の主体がなく外の主体に絶対化する。(分別知)
外の主体を中心に自分が乗り移り、自分と外の主体が一如になる。(無分別知)

種田山頭火(1882(1882~1940年)に、
「雨だれの音も年取った」
こんな散文詩がある。
多分雨が降って托鉢にも出られないで縁側でじっと雨が落ちるのを眺めていたのだろう。
その雨だれを見ていて自分だけではない雨だれも年取ったと言いたいのだ。

僧が「己を見失わずということはどういうことですか?」と尋ねると、
鏡清和尚はこの僧に向かって「出身は猶お易かるべくも、脱体に道う(い)は還って難し」と答えた。

意味は自分を捨てるのはまだしも易しいが、
そういう自分をありのままに表現する事こそ難しいのだということだ。

皆さんは自他不二の無分別知をどう表現されてますか?

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