善悪の基準は外にはない

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世の中に善があったり悪があるのでなく、ただ存在するのみである。自分の心が善だ悪だと基準を設けている。
その理由はどこからくるかと言えば自分にとって都合がいいか悪いかである。都合のいいことや人を善と言い、
都合が悪いことを悪と言ってるのである。

禅の世界の有名な話が残されている。中国、唐の時代に高い木の上で坐禅されていた道林和尚(741~824年)
に有名な白居易(白楽天772~846年)が「仏教徒はどういう教えですか?」と尋ねた。すると道林和尚は「悪いことをしてはいけない、善いことをせよという教えだ」と答えられた。白居易は「そんなことなら、三歳の子供でもしっているじゃないか」と返した。「そうだ、三歳の子供でも解る話だが、八十歳の老翁でさえ実行することが難しのだ」と返答された。

仏教では「諸悪幕作 衆善奉行 自浄其意 是諸仏教」(七仏通戒偈)意味=諸々の悪を作すことなかれ。諸々の善をなして、心を浄化せよ、これが諸仏の教えである」ということだ。道元の正法眼蔵でも「諸悪莫作」と題して解かれている。

この言葉を自分に照らして考えてみると反省しきりで恥ずかしい自分がいる。思い切って芳村思風さんを味方にして自己肯定すると、「人間は不完全な存在」
であるということだが、開き直ってはだめだ。謙虚に自己を見つめ心を浄化する方向にベクトルを合わせることだ。今からでも遅くないので自問自答し行動に移すことにする。
知ってることと行動することが一致する知行合一の自分を創る。

皆さんは善いことして悪いことしてませんでしょうか?

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