人生・仕事の結果

投稿日:2012年5月10日 更新日:

人生・仕事の結果
京セラの稲盛和夫さんは「考え方×熱意×能力」=人生仕事の結果。
こんな方程式をよく話し説いてくださる。

人生や仕事の結果は、考え方と熱意と能力の三つの要素で決まる。
このうち能力と熱意は、それぞれ0点から100点まであり、
これが積で掛けるので、能力を鼻にかけ努力を怠った人よりは、
自分には普通な能力しかないと思って誰よりも熱意を持って努力した人のほうが、
はるかにすばらしい結果を残すことができます。さらに、これに考え方が掛かります。
考え方とは生きる姿勢であり、マイナス100点からプラス100点まであります。
考え方次第で人生や仕事の結果は180度変わってくるのです。
ですから能力や熱意も大切ですが、
人間として正しい考え方を持つことが何にも増して大切な事になるのです。

考え方とは〔良い心〕をもつこと。

プラスの考え方(良い心);前向き・肯定的・協調的・明るい・善意・思いやり・優しさ・真面目
             正直・謙虚・建設的・利他的・足るを知る・感謝の心・努力

マイナスの考え〔悪い心〕;後ろ向き・否定的・非協調的・暗い・悪意・意地悪・他人を陥れる
             不真面目・傲慢・怠け者・利己的・強欲・嫉妬・不平不満

掛け算だからプラスの考えにならないと結局みんなマイナスになり自分が苦しく辛くなる。
なぜプラスの考えになれないか考えると「人間とは」という規定を間違えるからだ。

人間とは;
成功して当たり前と考えるか?
失敗して当たり前と考えるか?
プラス発想とマイナス発想に分かれる。

マイナス発想する人は自分は出来る賢いと位置づけ成功して当たり前と完璧を求め、
行動して失敗することが許せず、少しでも失敗したら自分を責めるから、
他人にも厳しく叱責し対立的態度となり寛容さがなく人間関係が構築できなくなる。

実に真面目な人だが、失敗が許せないから大胆な夢やビジョンも持てなくなり、
未来を語れない狭量な人間となる。

逆に愚禿親鸞や大愚良寛といわれるように自分の愚かさから出発し、
失敗して当たり前、だからコツコツ努力して積み重ねて、
自分にとっていい事も悪い事も100%受け入れ体当たりで良くしようと自分を生きる人だ。
〔随所に主なればいたるところ真〕禅の言葉。
簡単に現代語で言うと「ピンチをチャンス」に変えれる人のことだ。
このように考える人は必然的にプラスの考え方が出来るし、
周りの人まで幸せにする感化力を持ってる。

人間は自分の五感をフルに使って体験してこそ味わいある人生であり仕事ができる。
ところが、頭でだけ考えて実際行動しないで、
解ったつもりになるのを虚無といいい一人苦しんで空回りする。

現代は自分が傷ついたり、失敗を恐れるあまり、神経質になる人が蔓延してるように感じる。
今こそプラスの考えで人生・仕事の結果を出す行動力を誰にも負けない努力で実行するときだ。

みなさんは出来てますねプラスの考え方?

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