「思考に気をつけなさい それはいつか言葉になるから
言葉に気をつけなさい それはいつか行動になるから
行動に気をつけなさい それはいつか習慣になるから
習慣に気をつけなさい それはいつか性格になるから
性格に気をつけなさい それはいつか運命になるから」
マザーテレサ
「思い」は命から突き動かす情熱というイメージが湧き、
その情熱は熱意として具体的な言葉となり方法をを見出だし行動となる。
「思考」は熱い情熱(愛・慈悲)と意志となって具現化される。
意志は言葉になり行動となり現実化する。
思いは徐々に高い志へと尽きることなく進化する。
このような心持ちを創ることが超ポジティブ思考である。
それは物事や人物の良いほうだけを考え、
嫌なものは見ないということではない。
ネガティブとポジティブという相対化した思考を超えて、
絶望的な状況でも明るい光を見つけだし、
その光を信じて突き進むタフな精神のことだ。
命は本能として持っている生命力だ。
しかし、この生命力が素晴しい影響を及ぼし、
周りの人や環境をより良くする行動をとることで発揮される。
あくまでも利他的な志からうまれる。
しかし、われわれ凡人は自分を良く見せよう、
自分の行動で利益を得よう、
嫌われたくないと言った利己的動機が出発点であるのが普通だ。
「真・善・美」は目標でなく、自分の判断・決断による行動に現れる。
ところが、われわれ凡人は現実と目標の次元を変えてしまい、
現実はそんな綺麗ごとで生ききれないと「真・善・美」は未来という遠いところに置く。
この隙間に生まれるのが苦しみ迷い、悩みである。
「今・ここ・自己」この瞬間に過去も現在も未来もあると自覚し、
少しでも「今」、利己心を二番にすることができるようになることだ。
森信三先生は「真理は現実のただ中にある」と喝破されている。
マザーテレサが言うように、
自分の思いの大きさ、広さ、深さが今の自分の運命を具現化してる。
友は良き友か、仕事に誇りと喜びを感じてるか、今が楽しいか、
周りの環境や出会った人に感謝して、謙虚に喜びをともに分かち合ってるか?
まだまだ、おごりや不満があることを自問自答し反省する日々である。
皆さんはマザーの言葉を自分の現実とつき合わせてどう感じられますか?