「完璧主義と最善主義」について

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完璧主義        最善主義
失敗を拒否する     失敗を受け入れる
つらい感情を拒否する  つらい感情を受け入れる
成功を拒否する     成功を受け入れる
現実を拒否する     現実を受け入れる

これはハーバード大学で一番人気を集めた伝説の授業である。
この本には以下のように書かれているので紹介する。

完璧主義者はどんなことでも、ゴールまでの道のりはまっすぐで、何の障害もないと思い込んでいる。
そのため、そうでないとき、例えば仕事で失敗するなど物事が思い通りに行かないとき、イライラして上手く対処できない。
それに対して、最善主義者は、失敗は人生の自然な一部分であり、成功に繋がる欠かせない要素だと理解している。
望みの職に就けないとか、パートナーと喧嘩するなどしても現実を受け入れられる。

完璧主義者は現実を否定して、それを空想の世界(妄想)の置き換え、失敗はなかった、痛みも感じない世界にする。
そのため常に不安にさいなまれ、不快な感情を拒否することでかえって感情を増幅させ、もっとつらく感じるのである。
現実世界の否定はその基準を達成できずに、いつも欲求不満であったり、何かにつけ充分でないと思ってしまう不全感を持つ。

それに対して最善主義者は、現実を受け入れることにより、豊かで満たされた人生を送り、失敗を楽しむまでは出来ないにしても、自然なことと受け入れて心配をあまりせずに活動を楽しむことが出来る。生きている限りつらい感情があって当然と思っている。
つらい感情を障害物に遭ったと捉えるのではなく、そこから学び、跳躍台と捉え動き出すのである。
また現実世界の限界と制約を知っているので、達成できる目標を設定し、成功を手に入れ味わい楽しむのである。

アルベール・カミュの言葉
「冬の真っ只中でも、私の中にあるまだ見ぬ夏に気づくようになった」

この創造力こそ希望に満ちた心の様ではないでしょうか?
私たちはどんな現実が起こっても、それを受け入れ最善を尽くす誰にも負けない努力がいる。
そして、解決するまで諦めない意志と行動が成功をもたらし、楽しく明るい幸福な仕事・人生が送ることができる。
善だ悪だと分別するのではなく、どんな現実も受け入れる心の構えを築くことだ。

皆さんはどちらの自分で仕事・人生を送られていますか?

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