弁論大会の思い出、「理想と現実」

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高校二年生の時に「弁論大会」があって、
自分に負けて怠けてる自分に気合を入れるために出場した。

「青年よ大志を抱け」というクラーク博士の言葉などを引用し、
理想的な青春像を描き語った記憶がある。

公の場で公言する事で自分を奮起させたかったというのが正直なところだ。
壇上を降りて、担任の先生は私に「君、理想論ばかり語らず勉強しろよ」
このように照顧却下を自覚せよという教えだったろうが、
「理想を持つな!現実をしっかりやれば良い」と否定的に聞いた。
非現実的な空想の弁論だといわれたようでショックだった。

理想は人間が主体的に生きていくのに現実と同じ位必要だといいたかった。
それ以来理想と現実について深く学び、
このブログで自分の思いを伝えたいので書くことにした。

さて、知識は○✕を分別して覚える。
それを弁証法的思考で動きとして正ー反ー合と、
飛躍させ二重否定して現実へ戻すのが唯物弁証法だ。
(この論法については後日する)

一方で仏教を深く学んで感じたことは、身体と心は不完全で、
矛盾してる存在である。
西田幾多郎は「絶対矛盾の自己同一」と表現してる。
自分という主体を動かそうとすると、
知識という情報×行動×創造=智慧がいる。
これに体験が加わり生きる能力が育まれる。

仏教では相対的に分別するなと教える。無分別知だ。

この矛盾を二宮尊徳流に表現すると、
「理想なき現実は罪悪、現実なき理想は戯言」である。

芳村思風さんは
「理想や目的がなければ、今何をすべきか解らない。
 理想とは今を鮮やかに命を燃やして鮮烈に生きるために、
 必要なものである。」

さて唯心論的な表現ですれば、
ピカソの言葉を紹介する。
「できると思えばできる。できないと思えばできない。
 これが揺るぎない絶対法則だ」

阪急を創業した小林一三さんは、
「金がないからできないという人間は、
 金があっても何もできない人物だ」

アメリカマリナーズで活躍したイチロー選手は禅の修行者のような言葉を残してる。
「小さな事を積み重ねていく事が、とんでもない処へ行く、ただ一つの道だ」

最後に、ワコールの塚本幸一創業者の言葉を紹介する。
「解っているけど難しいという口癖を、
 『難しいと思うけどやる』にすると人生が変わる。
 この世に難関などない。
 難関というものはあくまでも、
 本人の主観の問題であるだけだ」

皆さんは理想と現実は一本の糸だと思いませんか?

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