「心奪われるもの」追い求める。

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今朝、来年の採用面接に来た学生が仏教関係の大学に在学中であった。
面接で学生が注意しているのは就業規則や初任給、仕事の具体性、
それに会社の雰囲気と答えるのが一般的だ。
ところが、今日の学生は違った。
志望理由を聞いたら、弊社の理念の「利他行」をするというところに興味を持って、「お客さんに喜んでもらえる仕事のやり方」が共感できたという。

あまりにも、企業に喜ばれる返答で驚いたので、
クラブ活動やアルバイトの事も深く聞いてみた。
自分が先頭たって引っ張っていくような性質ではないが、
「他人が喜ぶことをするのが好きだ」という。
「なぜか」と聞くと、
「一緒に成長したいから困ってる事見たら自然と身体が動く」というのである。
すかさず「単なるお人よしで他人に利用されるよ」と返答したらうなずいた。
間が開いたので「何か質問あるか」と聞くと、
「利他をやるとどんな自利があるんですか?」と尋ねてきた。

「自利利他」という仏教語知ってると思ったので、突っ込んで話しをすすめた。
自利には「眼に見えるものと眼に見えないものがある」
社会人になったら、眼に見えるお金や地位や技能など眼に見えるものも大事だが、眼に見えないもので愛とか勇気とか志を立てるというものも自利なんだよ。
親は、子供を育てるが子供にお金くれとは言わないで育てるだろう、
それは健康で健やかに暮らしてみんなから慕われる人間になってくれたら良いのだ。
「これは眼に見えるものではないだろう!」といって、ネイティブアメリカンの教えを思い出したので言った。

「目を奪われるものがたくさんあるだろう。
 しかし、心奪われるものだけを追い求めなさい」

皆さんは利他行やって自利たくさん貰ってませんか?

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