優しい人・嫌な人は自分の都合

投稿日:

自分にとって厳しい人は優しい人と思いますか?
もし、そうだとしたら成長願望、向上心の強い人でしょうね。
人間の感情からすると、“気分が悪く嫌な人”と、
自分の都合で受け取るのが普通の人間でしょうね。

最近の社会的風潮は「褒めて育てろ」と、ことさら強調する。
未熟な人間を直接叱ることができなくなってきた時代であり、
罪を犯すまで待つのが忍耐力のある寛容な心構えと評される。

だから法律によって、罪を犯してから裁くのであって、
人間同士が現実の課題に倫理観や道徳観で話し合うことをしない風潮だ。

最近のニュースで、学校の教師間のいじめ問題がよい例である。
校長は被害者加害者のヒアリングをして事実を記録するのみで、
責任は法律に任せる解決方法をとることになっていた。
ここまでマスコミが取り上げるのは教育者内の保身による隠蔽体質ではないだろうか?

人間は不完全であるから、どんな人間も間違いを犯してるのが事実だ。
だから直接叱ることはできないと自己責任を回避するのは解る。
しかし、不完全だからこそ言動に責任持って叱責する勇気こそが、
人間を人間らしく成長させる体験であることも間違いない。

仏教ではこれを体得と言って、現実から逃げないで修行する。
外の世界では自分の欲を増殖しない環境で質素な暮らしをする。
内の世界では自分の行為に反省と感謝の念で自分を客観的に見つめるのである。
聖人君子になれというのではない。
良識的な判断ができない保身は利己心だ。
子供に利他心を教えることができるだろうか疑問に思う。

一休禅師は以下の言葉を残している。
「今日ほめて明日悪く言う人の口
泣くも笑うもウソの世の中」

こんな風に世の中を見ると虚無的になるが、
「そんなもんだ」と腹をくくって生き生きと具体的に楽しんで生きる。
極めて楽だ。(極楽はここにある)

皆さんは自分の都合で判断されていますか?

no image

2020/07/11

「道心」

「道心の中に衣食あり 衣食の中に道心なし」伝教大師最澄の「伝述一心戒文」の中にある言葉だそうだ。 この言葉は恩師の小田切 ...

no image

2020/07/06

言葉の裏に行動がある

「致知」8月号に西村恵信先生の対談が掲載されている。 先日、恩師のお墓参りで興福寺にいって先生と話したところだった。 鈴 ...

no image

2020/06/26

「生物学的幸福感」について

時間があれば本屋さんに行くことにしてる。読みはしないが今どんな本が出されているのかを眺めることで、 時流が解るというか、 ...

no image

2020/06/25

「天上天下 唯我独尊」「三界皆苦 吾当安此」

お釈迦さんが生まれて七歩歩いて行ったという言葉が「天上天下 唯我独尊 三界皆苦 吾当安此」である。 バラモン教が支配的だ ...

no image

2020/06/24

「自己変革」し続けることが会社を持続的に発展させる

石材業界は建築や墓石、記念碑に庭の仕事を入れても5000億市場である。 その市場も墓地不足といわれた時期から比べると半減 ...

-生き方
-