大阪石材社長ブログ

「社会を生き抜くコツ」のたとえ

投稿日:2023年11月3日 更新日:

日本は自由と民主主義を旗印にする政治機構をつくっている。
民族を海洋型国家と大陸型国家の大きく二つに分けると、海洋型国家は先進国で言えば、イギリス始めアメリカや日本がある。
隣国が接していないので、人がぶつかり合っても海に逃げることができるので喧嘩にならないこと、海を使っての交易が盛んで、経済としても輸出入が盛んで資本主義経済に適しており地政学的に優位だ。

一方、大陸型国家は隣国と国境が接していて逃げることができないから、人と人がぶつかると戦争になる。中国やロシアのように大国になれば、人種もたくさんあり、文化が違うので専制的な国家運営になりやすい。
ヨーロッパではドイツが同じ大陸型国家で、有名な独裁者であるヒットラーが出た。

国際社会を見ると上記のように言えるのが現状のニュースからも解る。
我々は未来に向け発展進化する国家という日本社会に生まれ生活せざるを得ないことは確かだ。
日本であれヨーロッパのドイツであれフランスであれ、アメリカでもいいのだが、各国の歴史の最先端で社会を生き抜かなければならない宿命がある。

では、どう生きたらいいのかというと個々人違うが、社会で生きることを「風呂場で湯に浸かってお湯をゆすって温まること」に例えたら、方法は4つある。
1.手前に手で湯をゆすり身体に当てて温まるが湯は拡散して背中が温まらない。
2.風呂の湯船の足の方に湯を押し当てて戻ってくるようにしたら全身温まる。
3.洗面器など使って湯を組んで体にかける。(道具がいる)
4.単純に湯の温度を上げるように釜を炊く。
燃費もかからず温まるのは2番の湯船に当てるという方法だ。
社会という大きな目に見えない枠(風呂釜)に湯(愛情)を足元の方に押し当てて温めるのは利他行を意味する。
先に自分の処に湯を運ぶと湯は前は当たるがあとは湯船に拡散してしまって芯から温まれない。

生まれてから幼い頃は自分のしたいことやってきた人間が、社会の中で経済的な進化をすると同時に、人間同士で協力、調和して、社会人として生き抜かねばなりません。そのためには利他行一番で、利己心(三毒)を抑えコントロールすることが社会を生き抜くコツだと確信する。
(注)三毒=貪欲・瞋恚・愚痴

みなさんは社会を生き抜くこと如何考えますか?

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