徳を磨く事が人間力を高める

投稿日:2018年6月28日 更新日:

徳を磨く事が人間力を高める

人間力のことを「徳」といって本来は行人偏がなく直の心が徳であった。
そこに行人偏が後からついて行動で示す事になるという字になった。

仏教では、1.知徳(すべてを見通す)2.断徳(煩悩を談じつくす)3.恩徳(衆生に恵み施す)
儒教では五常(仁、義、礼、智、信)を実行する事である。

さて、人間力が高まるとどんな人間になるのかと考えると、
気品、意志、、温情、理性、忠誠、名誉、誠実、自信、健康、謙虚、楽天的な人物像になる。

ギリシャ哲学のアリストテレスはメンテース(中間にあること)、儒教的に訳すと中庸だ。
メンテースは人間の行為や感情における超過や不足に調整することを意味する。
具体的に言うと、勇気は行き過ぎると蛮勇、いかな過ぎるのを臆病という。
寛容は行き過ぎると心の狭量さ、いかな過ぎると愚純である。

生まれながらにこんな人間力がついてるわけではない。
自分の肉体を鍛錬するように、自分の内面である心も鍛錬しなければできない。
それは,現実の日常生活の中で行うしか方法はない。

北宋の程 明道は「万物一体の仁」と言って、義、礼、知、信を含むものが仁だと表現する。
中心概念は「太極」であり、すべてのものが未分化の状態をさし混純状態を言う。
ところが人間には「我」があるために、太極と関係するのに、積極的に向き合うのを「天道」
消極的に向き合うのを「人道」と区別する。

道心とは天の理にそって我欲を捨てる生き方、人道は我欲にとらわれて生きる生き方である。
こう断言する。

徳を磨くことは、松下さんの「素直な心」に通じるし、稲盛さんの「利他行」にも通じる事だ。
また、二宮尊徳の一円観にも通じ、物事はすべてが相対して対立するのでなく、
互いが助け合って、円になって相互に働き合って一体となってよい結果を生み出し、
生成化育してる大自然の中にいることを自覚することだ。

過去も未来も現在の中にある。
今という一瞬を大事にすることだ。

皆さんはどのように徳を磨いてますか?

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