文明の光と影

投稿日:2017年8月6日 更新日:

人間は身体と精神が一つになって、身体は他の動植物を食料として物理的に維持される。
精神は蓄積された過去の情報(言葉・絵画・音楽・におい、触覚といった五感の体験)を食料として形成される。

これで持続的に人間の身体と精神が健全であるというわけではない。
身体の健康というのは矛盾にとんだ最も過酷な自然の暑さ、寒さ、飢餓、
その他いろいろの不自由や迫害と戦って自然に鍛え上げられなくてはならない。

精神の健康も矛盾するが、裏切り、嘘、といった人間不信を抱く出来事を体験する中で、
自らの生きる背骨として立派な精神ができるのである。

生きる哲学、信念といってもいい。
現代は文明の知識や技術が加速度的なスピードで進化して、昨日より明日と快適な生活空間を実現している。

夏になればクーラーの部屋で汗もかかず快適だ。
冬になれば暖房のきいた部屋で寒さをしのぎ快適である。

身体は温度差に耐える範囲がどんどん小さくなってる。

一方精神も同じだ。

自分の価値観とあわない人の中で、相手に合わせながら生きることができずうつ病になる。
または、現実の環境から逃げ出してしまうので、忍耐力が低下しタフな精神ができないのだ。

ウサギと亀の話しをご存知でしょう?

この話しのポイントは生きる目的を教えてるのだ。
人間は必ず死にます。

生まれてきた以上は死ぬまで生ききる事が大事だ。
ウサギは亀を見て油断して寝てしまった。(目的は早くつくことだ)
亀はゴール(死)を見つめてこつこつ歩き続けた。(目的は毎日努力してゴールに向かって歩く事だった)

自分の命をしっかり役立つように燃やす。
どんな人も生まれた命を燃やすために努力してゴールを見つめて歩む。
人間のゴールは身体的には「死」ですが、精神的には「希望」「志」「夢」といった価値と意味を見出す事だ。

私たちは文明の知識や技術のおかげで快適な生活はしてるが、
その下で作りあげられた体力や精神力といった生命力は弱くなっている自覚がいる。

皆さんは文明の光と影いかがおもいますか?

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