元アサヒビールの福地茂雄社長は「顧客満足はゴールのない駅伝競走」と語られていた記事を見た。
実に簡潔に事業に挑戦する姿勢は価値創造だと断言される。
1.価格競争は誰でもできる。価値競争は無限大で智慧のある人が参加する。
2.ウオンツは足元にある。お客さんから聞くことだ。
3.感謝から感激・感動の日本式の製品・サービスがないとだめだ。(期待以上の価値を求められる)
4.聞き上手に徹し情報力を張り巡らし異業種と交流する
最後に顧客満足にゴールはないと、
「心は形を求め、形は心を進める。形に心を入れることだ」
私たち仕事をするものは単にモノを売ってるのでなく、
モノに心をこめてお世話させていただく事が一番重要だ。
(仕事は人間から人間へだ)
自由な社会では競争と信用の二つが大事だという。
1.競争が価格でモノに重点の時代(利己心のむき出しの競争)
2.信用は会社が中心の時代(個人は無責任)
利己心がむき出しで肯定された時代であったが、
情報化社会になり、情報が誰でも手に入るようになったので、
個人と個人の信頼関係がスマホやインターネットで「時と場所」を瞬時に超えて関係ができる。
従来のような会社が信頼できるかではなく、
個人の人間性が問われ自己責任の社会になってきているのが現実だ。
個人が自由にネットに情報を流される時代、
ネット通販で取引が為され、騙された人も多く出ている。
ほんとの意味で人間力がいるし、人間を見抜く眼力を養う必要がある。
若くて体験が少ない人にとっては世の中を生き抜くのが恐怖な時代でもある。
私は人を見抜く眼力がないので、判断するときは「私心」をなくすことにしてる。
これもなかなかコツがいるが、毎日意識的に自分に言い聞かせないと自分の偏ったモノサシで事実が曇る。
これからの社会は、物質文明から精神文明へ、理性文化から感性文化へ、
民主主義の多数決から互敬主義へ世界は変わって行き進化すると断言されるのは芳村思風先生だ。
皆さんは変化する世の中で成果を得続ける秘訣いかが考えられますか?