脳を鍛える。

投稿日:2016年3月15日 更新日:

脳科学者の養老孟司さん話を聞いたことがあるが実に漂々として楽しく話される。
私は虫が好きで、自然界から学んだのだといわれる。

人間は自然を使って、理性を働かし、必要なものを産む出す科学を手に入れた。
これはこれでいいことに違いない。
でも、火山列島の日本では、理不尽な地震や山崩れといった災害に見舞われることも事実だ。
5年前の3月11日は宮城沖で大震災が起こった。(今も復興中だ)

人間は外からの暴力を受けると脳が大きく変わるというのである。
防御するために攻撃する脳になる。

養老さんは日本が軍国化したのは関東大震災で「脳が大きく変化した」からだといわれる。

もちろん対処方法はある。
大災害や戦争のような人生の修羅場が来たときには冷静な判断力がいる。
事実を100%受け入れ、新しく作り上げていく勇気と行動力だ。

そのためには常に二つのことを心がけることと解かれる。
1.外部の世界に対して常に開かれた姿勢を持ってること
(言い換えると現実の他人や社会や出来事に関心を持ち続ける)

2.1日15分人間が作らなかったものを見る習慣を持つこと。(自然そのもの)
(人間を除いた自然が,人間とは関係ない力学で動いてることを自覚するからだ。
自然には善悪はありませんからね)

危機に対して欧米人が強いのは一神教を強く信じ、
神と人間は違うと考え、神に祈り絶大なる力を得たと信じ込むのであるから危機に立ち向かえる。
(イスラムのジハードも若者が心の中で神を絶対化して状況変えないといけないとブレーキをかけない行動をする。)

ところが日本は違う神は一つでなく八百万であるが故に、自己信念が弱くなる。
状況を変えないで置こうと考え、反応するのが日本人だ。
神が人間を見捨てるはずがないと自己解決意識が弱く現状肯定する。
この神がいけなければ、違う神が助けてくれるという脳の反応をする。
自然が豊かであったこともあり「何とかなる」と自然に任せる受身の考えだ。
(昔は、加持祈祷で荒魂を治める祈りをして病気平癒できると考え、
また、自分の人生の吉凶も占いに託していたのである。)

両親は私たちの親ですが、さかのぼれば先祖、もっとさかのぼれば自然から生まれたんですから、ほんとの親は自然そのものだ。こう考えたのは松下幸之助さんだ。
そこで彼は「根源」神社を自宅に作ってしまったほどだ。
大自然の理法どうり生きることの大切さを実感し経営に生かされたのも事実だ。

皆さんの脳は死ぬような災害や病気や理不尽な仕打ちに合われたことありますか?

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