学ぶことの大切さ

投稿日:2016年3月16日 更新日:

論語述而第七の始まりは、
「子曰く、述べて作らず、信じて古を好む。
竊(ひそか)に我が老彭(ろうほう)に比す。」

意味=私は、古聖の道を伝えるだけで、自らの新説を立てず、
疑うことなく古聖の教えを好む。そうしてひそかに、
私が尊敬する老彭(殷の賢太夫)になぞらえているのである。

実に孔子先生は謙虚ですね。

続いて「子曰く、黙してこれを識(しる)し、学びて厭わず、
人を誨(おし)えて倦(う)まず。
何か我に有らんや」

意味=黙っていて、心に深く知り、学んであくことがなく、
人を教えて怠らない。そのほかに私に何があろう。

2500年前に書かれた「論語」が読み告がれているのは、
単なる理想論を押し付けてるのではないからだ。

自分の人生体験からくる自分への戒めである。
弟子の願回がなくなったときには「慟して哭する」と大声で泣かれた人情味のある人だ。

たぶん、孔子が問答してるのは人生も円熟(当時の寿命から見て)する54歳を越えてからであろう。
今でも、論語を読んでいると若いころはできなかったでなく、
今もできていないことが多く、反省やら恥ずかしい気持ち屋良である。

論語は読むたびに、勇気付けられ元気が出る。
しかし、学ぶことを如何に現実に落とし込めるかが問われる。
古典に命を吹き込むのは読み手の心の躍動感ではないだろうか?

皆さんはどんな古典を学ばれていますか?

no image

2020/11/24

「コロナが教える日本の民主主義」に思う

アメリカの民主主義で憲法が保障しているのは法による個人の自由である。コロナウイルスが世界中で拡大している中で、欧米では方 ...

no image

2020/11/20

「人間力を高める」

相撲の世界では横綱になるには「心技体」を鍛えることを諭す、教育の視点では心は「知情意」の三方を自ら鍛え高めて人間力を高め ...

no image

2020/11/19

「我」について

インドでは「我」のことをアートマンと呼んでいる。この「我」を全面否定したのがお釈迦様である。「我」とはエゴのことであり、 ...

no image

2020/11/15

「東洋的な自由」

トランプ大統領が敗北宣言をしないのは「自由」に対しての考え方が法による自由だからである。 世界で初めて共和国を創ったのは ...

no image

2020/11/13

「中庸」と「中道」の違い

孔孟と言われるのが一般に儒教で老荘が道教だ。「中庸」は論語の雍也第六「子曰わく、中庸の徳たるや、其れ至れるかな。民鮮きこ ...

-生き方
-