「世のため人のため」の大義は自己形成の早道。

投稿日:

起業して43年になる。
その時の「思い」は全国に四国の大島石を普及、振興しようという願いを持って始めた。
「世のため人のため」と採石場では大変な苦労して採掘されている。
ところが、消費の現場ではお客さんのすべての人が大島石を買ってくれるのではない。
いろいろ自分の好みや価値観によって違った御影石を求める。また、価格の折り合いがあって、高い価格であると売れ行きが悪く、安すぎると不信感を感じて、手抜きされてるかもしれないと考える。
企業は経費の最小になる仕組みを作り絶えず技術革新して、高くもなく安くもなく、品質・価格が適切だという値ごろで、売り上げ最大化するのが経営だ。(適正価格)

だから、経営は企業家が持つべき基本の倫理観がいる。

法律さえ守っていれば良いという消極的な倫理観では継続した経営はできない。
ど真剣に仕事の技術を進化させ、あらゆるサービスを付加して、
積極的な倫理観を持って仕事に邁進しなければならない。
言い換えると、良心に恥じない行動かが問われる。
私利私欲は二番にして「世のため人のために」
1、困ってる人の役に立つ具体的な提案ができるように課題を解決する。
2、社会(業界・日本・世界)が少しでもより良くなっていくような具体的活動をする。
そのためには「ベストを尽くす」積極的な倫理観でなければならない。
近江商人の「三方よし」売り手よし、買い手よし、世間良しだ。
このような企業理念は額に飾って建前でいうことで本音はお金儲けすれば良いという経営倫理ではお客さんに品格のない仕事と見破られるのである。

単に耳障りの良い言葉を建前で言ってるのではない。
ど真剣に土俵の真ん中で仕事と取っ組んで真剣勝負する覚悟がいる。
自分への甘えは許されない。
経営するとは労働法が守ってくれないし、24時間が仕事ですべてが自己責任だ。
誰も助けてはくれない。
自分の能力をお金に買えるのはたやすいが、それより社会に役に立つ事が一番だし、自己コントロールして、思いやりもって行動し、関係するすべての人たちを豊かにする貢献を実現させるのである。

創業して10年ぐらいは責任の重さに逃げ出したくなった事は何度もあった。
経営の報酬はお金の額でなく、目的を確実に果たし少しでもより良い社会に、困ってる人の課題を解決したという成果である。

「世のため人のため」、この大義に燃える事は自らを自己形成する早道である。
怠け者で、欲張りで愚かでわがままな人間にとって!

皆さんはどんな大義で自己形成されていますか?

大阪石材社長ブログ

2021/04/11

「楽天知命、故不憂」に思う

「楽天知命、故不憂」は『易経』の中にある一文だ。意味=天を楽しみ命を知る。故に憂いなし。『辞海』という辞書によると天と命 ...

大阪石材社長ブログ

2021/04/09

「知識労働者」こそ付加価値を産む

1969年の「断絶の時代」という著書の中でドラッカーは情報化社会の働き方が大きく変わることを予言していた。日本は1970 ...

大阪石材社長ブログ

2021/04/05

「母親の口癖」に思う

昭和20年代後半の私が幼稚園に行くまでは、少し悪いことをすると母親は「お父さんに言うよ」と言ったものだ。戦争帰りの親父は ...

大阪石材社長ブログ

2021/04/03

「中道」に思う

「八不中道(はっぷちゅうどう)」という言葉が竜樹(りゅうじゅ)の「中論」にある。また「三論」にも書かれている。「中論」の ...

大阪石材社長ブログ

2021/03/30

「寺子屋経営」の時代が来た

戦後の日本経済を振り返ってみると、昭和30年代後半頃から中学卒業と同時に集団就職で上京した「金の卵」と言われた若者たちは ...

-経営
-