大阪石材社長ブログ

「経営に思う」

投稿日:2024年4月7日 更新日:

経営するという事は、継続していくことが大切だ。
そして、継続するのに一番大事なのは「人間」であることは間違いない。
人間を喜ばさなければ成り立たない。
お客さん(他人)も働く人も社会も喜ばせなければ成り立たない。

人間は肉体と心が一つになって働いている。
1.肉体は行動力だ。
行動力を支えるものは「情熱」だ。
仕事に惚れ込まなければ燃えるような情熱に火が付かない。
まるで恋するように!
2.心は仕事に向き合う「姿勢」だ。
目の前にいるお客さん(他人)の役に立つような姿勢がいる。
「心の姿勢」の根本には自分の利益を追求する利己心ではなく、お客さん(他人)に寄り添ってお役に立つ利他心がいる。

他人の利益に繋がっていなければ、短期的には成功しても継続はしない。
お客さん(他人)を助け、喜びを与えるようにすれば、必ず巡り巡って自分に返ってきて発展成長する。

上記に書いたのは単なる言葉(知識)に過ぎないし、誰もが知っていることだが、行動力と心の姿勢が一つになって、現実に主体的に飛び込んで体験してこそ身につく。
それには先人が書いた教えを学び、その教えを現実の中で体験しなければ本物の人物にはならない。

「古教照心 心照古教(こきょうしょうしん しんしょうこきょう)」という言葉がある。
「古教照心」、先人の残した本からしっかり学び、知識を得て、心が照らされる。しかし知識だけで行動しなかったら、本当に生きていくための学びとして身につかない。だから、実践してはじめて自分の心が古の教えを理解したことになることを「心照古教」と教えている。

如何に行動することが大事かということだ。しかし、闇雲にやっても仕方ないので知識を学ぶことが大事だ。
「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」という言葉もあるように、自分の経験だけを頼りにすると、経験していないことが理解できない心の狭い人間となると教えている。

経営に必要なことは情熱をもって行動することと、心の姿勢として歴史に学び利他行できることが成長のスタンスだ。

みなさんは自分の経営どうなさっていますか?


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