心の背骨

投稿日:2014年11月20日 更新日:

『一流の人間は弁解しない』こんな言葉から始まった。
上甲晃、元松下政経塾塾長の話は元気溌溂としていた。

現在は『志ネットワーク』を旗印に全国の次世代を担う若者に『青年塾』を開講し、
『志』の創りかた、持ち方を伝えておられる。
もちろん松下幸之助から学んだエッセンスを交えながらリズミカルな話口調が実に心地よい。

上甲晃さんは『身体に背骨があるように、心の背骨を創る』それが「志」だといわれる。
この心の背骨は税金もかからず、遺産相続でもめることはないと冗談を言いながら、
聞くものを笑わせ、話に引き込んでいく話術の達人だ。

その話の中で『志』には三つの条件がいると断言された。

1.人生のテーマを持つ
2.生きる原理原則を持つ
3.言行一致

この三つがそろったとき『志』があるという。

松下時代は仕事だけで、深く考えたことなかったそうだが、
松下幸之助が『松下政経塾』を70億の私財を投じて設立したのは84歳、
5年教育ですから、卒業生を送るときは90歳になるにもかかわらず、
日本の将来を憂いて政治経済に通じる人物の育成という使命に燃える姿に、
今の人生を重ねられた。是が上甲さんの人生のテーマになる。

さて、生きる原理原則だが『人間力』を高めるということだ。
松下幸之助の言葉に、
『知識や技術や資格は大事や、しかしそれは道具や
人間として魅力ある人間力を高めることや』

人間力の高い人と低い人は簡単に判断がつくと具体的に話された。
1.人間力の低い人=自分の利益しか考えない人や、誰でも嫌な人やろ(自分の損得に本気)
2.人間力の高い人=他人の利益に熱心になる人や、好感感じる人やろ(みんなの損得に本気)

具体的にいうと、
1.ウォーキングする人=熱心な人
2.道に落ちてるごみを拾ってる人=立派な人(人間力高い人)
1.自分の車洗う人=熱心な人
2.他人の車洗う人=立派な人(人間力高い人)

仕事は「お客さん」に具体的にも精神的にも利益を与えることが原理原則や。
稲盛さんもよく言われる『利他行一番で行動すること』や。

普通はお金もない貧乏やし、智慧もないから考えられない。
身体も強くないという理由で、先ずは自分ができてからと考える。
自分の欲はきりがなく、
是では、いつになれば自分の欲が達成されるかわかりません。

具体的には、お金がなければ、自分の身体で相手の変わりに行動する利他行できる。
智慧がなければ、知ってる人に教えてもらうという行動できる。
身体が強くなければ、心根だけでも優しい言葉や優しいまなざしで励ます行動ができる。

視点を変えたら利他行一番にすることは簡単にできる。

最後には、社会で生きるには「うそをつかない』(誠心誠意)でなければ信用と信頼が得れない。
言行一致しない人は信用も信頼もされない。
信用されないのは自分の行動で決まるのだ。
みんな自分がまいた種だ。

『弁解しない』一流の人間になろうと思はないとなれない。その気になるから始める。
思いを小さくすると小さい人間になるだけだ。
でも最初は小さい思いをこつこつ実現させ段々大きくするんだ。

皆さんは『心の背骨』三つで言ったらなんといえますか?

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