「中道主義」を貫き至誠を

投稿日:2021年1月12日 更新日:

心は外からの刺激に動くし、内からの決めつけにも動くのである。
コロナウイルスという天災(人災という人もいる)が世界中を覆っていることは事実だ。
最近はイギリスではコロナが変異して大変な感染力になり、都市封鎖をせざるを得ない。

当然に世界中が、経済が元に戻るか?今までの生活ができるかと過去を基準に悲観的になり、不安になる。一方で老人は免疫力が弱っているので死ぬこともあるかもしれないが若い人は医学的知識もなく、昨年のコロナ感染拡大の事実を見て現実を直視しないで楽観主義的な振る舞いをしているのも事実だ。

さて、不安思考は0か100か、白か黒か、敵か味方か、嫌いか好きか、敵か味方か、良いか悪いか、解ってるいか分からないか。
このように両極端に考えてしまうのは悲観主義的であり、何事に対しても懐疑主義的な思考をするときだ。
結果は右か左になるかもしれないが、右なら揺り戻して何れ左に来る。ジグザグに人生のドラマは織りなすのだ。
何が一番善き対処法かといえば釈迦が言うように「中道」なのだ。
ところが、人間はリスクに反応しやすく、過剰に反応し両極端を妄想するのである。

物事を深く考えないで「何とかなるよ」と楽観主義的な考えの人は不安にならないが、
現実を直視してどう変化するかを対応しようとするのでなく現実逃避の楽観主義者が多い。
また全くの「ノー天気」な傍観主義も困ったものだ。

仏教的には事実を100%肯定して受け入れる現実絶対肯定(如実知見)
という姿勢を創ることから、対処方法を考え実行することを進めるのである。
右だ左だ、白だ黒だ、敵だ味方だという結果を決めつけるから、
心は悲観主義に揺れたり、楽観主義に揺れたり傍観主義に振り回される。

事実は一つ、事実と自分は一体なんだという自覚がいる。
本能的にリスクを感じ、即自分を守ろうと頭で不安を作りまたは現実をなかったことにして逃避する、あるいは素知らぬ顔して自分のことでないと傍観主義を決めこむ。
これは自分に対する誠がない姿勢だ。
「至誠通天」といって自分に対してに誠実であり、事実に誠実であり、
人間に誠実を貫くことが宇宙の法則、天に通じ、ことがうまく運ぶのである。
中道主義を貫くとは私心をなくすことで無我なる心に立脚することだ。

さて、土壇場でこの心境が作れるかは日頃の生活習慣を正す以外にない。
殷の湯王曰く「まことに日に新たに、日日に新たに、また日に新たなり」という自己革新の生活を貫かれた。
宇宙そのものは常に新たに進化しているのが法則だ。(天人一如)

皆さんはコロナウイルスで悲観、楽観、傍観にに心揺らされていませんか?

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