助け合いの心

投稿日:2016年7月22日 更新日:

今から30年前には葬儀がどこかであると近所の人が炊き出し、
お通夜に来てくれた人に食事と酒を振舞う。
受付は町会の役員さんが仕切るのが普通だった。

ところが今は家族葬が中心で、直葬と言って火葬場直接の葬儀もある。
日本人のハレ(非日常)とケ(日常)からすれば、
亡き人のおもいもなく、非日常のハレとしてのお祭でもなく、
単なる物理的な処理をすることで心が痛まないかと感じる。

さて、助け合って、故人を送ってこそ敬いの心だ。

チャン・ルーと言うベトナムのデザイナーが、
アメリカを拠点にハンドメイドブレスレットを販売してる。
有名人などが愛用し、大変人気になっている。

その理由が自立と助け合いである。
彼女のハンドメイドファッションは「エシカル(ETHICAL)」と言って、
倫理的、道徳的意味で環境や社会に配慮して製造するファッションだ。
そんな商品を買う消費者をエシカルコンシューマリズムと言う。

彼女は一方でボランティアを組み込んだ製造なのですね。
東南アジアの貧困層の人に「手に職をつける」ということで働く職場を提供してるのである。
お金を与えることは一時的に感謝するが、手に職があれば一生食べていける。
今までに1200人が仕事を覚え働いている。(生き生きしてる)

欧米では民の活力の中で民が助ける自発的な利他行が成り立っている。
将に近江商人の三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)が実現してるのだ。

元来、助け合っていた葬儀は虚礼廃止運動のように扱われ、
見栄で葬儀をすることを排除するのが近代的だと論理的効率の判断だ。
効果としてめったに合えない人と会う、
いろんな仕事の話が聞けるといったことは必要ないのだ。

さて、こんな質問があった。
親や教師を尊敬するかと言う問いに、
欧米では80%から90%の人が尊敬すると答えるが、
日本は25%である。

いつから親が怖くなく、また尊敬されなくなったのか解らないが大人に責任がある。
親や教師が尊敬される大人になっていないからに違いない。

欧米では自然発生的に経済の中での助け合いが生まれている。
近江商人は「お助け普請」と言って、地元に仕事を造るため神社や寺の普請に寄付した。
もちろん宮大工やそれに関わる人は喜ぶし、お金も回って酒屋さんも恩恵をこうむる。

助け合いがあった日本の文化を今は欧米から学ぶ時代になっている次第だ。

皆さんは助け合いの日本文化行っていますか?

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