もう一人の自分と出会う

投稿日:2014年1月5日 更新日:

元旦に夢をみた。
松下幸之助さんの夢だった。
松下さんは両親に感謝する素直な気持ちになり、その先を考え先祖にも感謝した。
さらに突っ込んで、動物や植物、鉱物も含め、
この命を創ったのは自然そのものだと気づき、自然に感謝した。
すべての命が産まれ、生成発展、進化してる元を「根源」となずけられ、根源神社を作られた。
この神社におまいりされてる姿だった。

そこで以下のことを考えた。
1.多くのことを学び知識として比べられる自分。(違いがあることを知ってる)
2.起きて意識のある自分。(眠ってるときは無意識)
3.多くの体験を積んで記憶された自分。(過去の自分で未来ではない)

私たちは上記の三つを「自分」と呼んでいる。
この自分を肯定すると『対立』しかない。
否定すると現実の世界では生きれない。(虚無の世界か、一人孤独に仙人の世界だけだ。)

だから、どんな人とも共通する『もう一人の自分』を心の中に産み育てることで共同生活ができる。
その条件は以下の三つだ。
1.自然の摂理にしたがって生きる。
  (宇宙の法則を理解する客観的な自分)
2.三方良し(売り手よし、買い手良し、世間良し)さらに四方良しになれば自然良し。
  (循環し公害がない)
3.利他行が優先され利己心を満たす順番で判断、決断する。
  (役に立つ行動をする、良心を基準にする)

私たちが自分と思っている自分は『との自分』で対立する。
「私とあなた」のように戸が壁になり、自分の心を別物にする。(閉ざす)
もう一人の自分は対立しない『のの自分』だ。
互いが助け合い、支えあい融合する。
「わたしのあなた」のように暖簾がかかっていて、どちらからでも出入りは自由にできる。

前者の自分が自分だと思っているから苦しみ、悩む。
後者の自分で活動すると楽しく生き生きすること間違いなしだ。

もう一人の自分をうみ育てるには、
具体的に仕事や家庭生活の中で役に立つ行動をすることで成長、進化する。
迷ったり、悩んだり、苦しんだときは『もう一人の自分』と対話することだ。
決して前者の自分と対話してはいけない。
迷いが深くなり、自己中心的な判断しかできなくなる。

私は聖人君主になることを薦める気持ちはない。
苦しみや、悩みで迷ってることもいいが、
出来れば一分一秒を大切に活き活き生きたいと願っているだけだ。

皆さんはもう一人の自分産み育てていますか?

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