私たちの宿命は必ず死ぬということだ。
すると今日という日は自分の人生にとって一番新しく真っ白な日である。
過去は古くなって記憶にあるだけだ。
末来をどうにでもできる、わくわくどきどきする白紙の時間が与えられる。
今日という白紙の時間にどんな行動をして、どのようなテーマを描くか自分で決めれる。
芳村思風さんは、「夢」とは今を生きる力
「問題」とは今取り組むべきテーマ
問題のない仕事や人生を望むのいいが、
問題のない人生や仕事は進歩がないということだ。
現実に軸足を置いて望むから創意工夫し智慧が出る。
実際に行動するから実現もする。
さらにより良くしようと望むと問題がでる。
夢とは自分ひとりの夢だけでなく、どうしたら人の役に立つかという命の燃やし方だ。
これは論理的な理性で答えを出す事でなく、理性を超えた命から湧き上がるものだ。
夢が大きければ大きいほど問題もたくさんでてくることは間違いない。
高村幸太郎の詩を思い出した。
「僕の前には道はない、僕の後ろに道ができる」と記憶する。
新しい真っ白で自由な一日をワクワク迎える事に感謝する。
当たり前なんだが、こんな当たり前を見過ごしてきた事に気づかされる。
九州や東北で集中豪雨で災害にあって、
突然、家も家族も田んぼ、杉やヒノキを失った喪失感は考えても震えがくる。
私に何ができるか自問自答する。
同情し悲しみを共にすることもカンパ、ボランティアもいいだろう。
もっと突き詰めたら、おかれた環境で諦めず根気よく必死に生きる。
少しでも社会全体にまで響くぐらいに、
今の現状の仕事や人間関係をよくなる動きをすることで道を創っていく。
夢と問題と根気を自分の行動のエンジンにして現実とまっすぐ向き合う事だ。
皆さんは夢と問題と根気を現実をより良くするエンジンにしてますか?