接遇力一流を目指す

投稿日:2016年3月1日 更新日:

接遇力一流を目指す接遇を一流にすることがお客さんを満足させる人間関係ができる。
基本的な取り組み姿勢を仏教用語で「和顔愛語」であり、
英語では「ホスピタリティー」(思いやり)だと解説された。

その基本は6つあると弊社のHさんから講義を受けた。
1.身だしなみ
2.挨拶
3.表情
4.立ち居振る舞い
5.言葉使い
6.上手な聞き方のコツ

最後の聞き方のコツには二つあって、
1.相槌にバリエーションをつける
2.「私」を抑える

仏教でも人間の基本的な欲(本能)に四つあって、
1.食欲
2.性欲
3.睡眠欲
4.しゃべりすぎる欲

この本能に振り回され生きると苦しみが寄ってくるから抑えろと教える。

しゃべる事と私を抑えることは私にとって至難の業である。
利己心でいっぱいだからだ。
この6つの詳しいことを書くと書き切れないので、
後日改めるとするが、最後の締めくくりに素晴らしい言葉があった。

Hさんは、
「私の時計は自動巻きです。
少し進む傾向があるのですね。
早くなるのですね。
ところが休みが二日あって、
時計を置いておくと止ってる。
でも一日で二回だけは正確な時をになるのが事実ですね。
動くことは大切ですが、一度止って自分が正確な時を打ってるかを確認する。
速いまま狂ってるのに行動してピントがずれてないか?
それには、自分の動きを止めることですね!」

一度現実から離れて心を静かにして、
自然のときと自分のときがぴったりあってるかの判断(天人合一)が必要だというメッセージだった。

仏教では「止観」というのですね。
止観の「止」=禅定(三昧)止観の「観」は智慧ですね。
(人間界の知識の知恵ではありません、叡智(大自然の法則を体得))

禅定によって心が乱されない力を禅定力という。

六祖慧能大観は六祖壇経のなかで、
「外、相を離るるはすなわち禅 内、乱れざるはすなわち定なり、
外禅にて、内定なる。之禅定となす」

日常のすべてを放り投げて、時計を止めることは自分を見つめるチャンスだ。
勇気を持って、解脱してみませんか?
また戻ってくればいいのですよ現実に!!
接遇の実行は先ず時計を二日間はずすことからかもしれませんね!

皆さんは接遇の6つのテーマに取り掛かるときにどうなさいますか?

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